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道標 〜コンサルタントとの出会い〜 vol.27 眼科コンタクト診療

2007年03月01日

今回転職に際して、医療と並行してやりたい、成し遂げたいことがあったので当直のない勤務を大前提の希望で考えていた。
また病院勤務ではやはり当直免除というのは他の先生方とのバランスもあり、これも難しいと思いクリニックでの勤務を希望した。
40歳後半での転機、医師としての仕事を適当にするつもりもなかったが、今回はわがままと言われていても自分の希望にこだわる方針で活動していた。
そうしているうちに、ある日突然エージェントから
「先生、眼科コンタクト診療の勤務はいかがですか?」と思いもよらない提案があった。

自分としては全く経験のない科目、ましてや診療報酬の改定の影響やら、不正請求などニュースでも眼科領域が大変な状況であることをある程度理解していたためいったんはお断りしたのであった。

しかし、その後も熱心な説明があったが、その説明の内容が
改定項目の事云々よりも

* なぜコンタクト眼科自体が低迷の状況になったのか(改定前の一般的な眼科コンタクト経営モデルとの対比)
* 不正請求をやらざるを得なかった先の背景
* そして当該クリニックから自身の経営状況や月間の採算シュミレーション、2008年度の診療報酬改定時の眼科領域における改定項目の予想、それを見越した当該クリニックの対応案

など説明を受けた。

透明性のある、戦略性のある同クリニックの説明に感銘を受け、これなら自身の目的を達成しながら、医療も続けていけると判断して(科目としては未経験であったが)転職に至りはや6ヶ月が過ぎようとしている。
ちなみに私はクリニックの管理医師に就任した。それと同時に内科も新たに標榜させてもらった。(来院数に対して)コンタクトのみの患者が占める割合が診療報酬の増減に影響するという点で、いくばくかクリニックに貢献している状況である。

眼科コンタクト領域では医師の給与も相場として今までがバブル状態だったみたいだが、個人として以前の勤務と変わらない1500万弱の年収が維持できているのはありがたいし、適正な人件費管理というのが経営の永続性を高めることも痛感した。(うちのクリニックは収益が上がれば、その時はスタッフ全員に還元しましょう というしくみである)
勤務医を経て開業というパターンは、今でも考えていないし、可能な限り勤務医は続けていきたいと思う。


 

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