消化器内科
消化器内科は内科医という括りの中でも医師数が多い科目です。その為、各医療機関からの求人の中でも需要が非常に多く、ご勤務先となる医療機関の種類も多岐にわたります。 急性期または慢性期の病院、一般病床と療養病床を含むケアミックスの病院、クリニック、健診機関、老健施設等と様々です。広範囲の医療機関から募集があるため、先生方がどのようなご希望を持たれ、どのような医療機関（病院の規模・特性）を求めているかが、非常に重要になってまいります。
【急性期病院】
基本的に数名の消化器内科が在籍しており、病院の意向としては①指導していただける医師、②中堅クラスの医師、③指導体制が整っている為、経験を積みたい（専門医取得を目指す）若手医師、など募集に幅がございます。「将来的には消化器センターを作りたい」といった次の展開を見据えての募集も承ります。年俸は地域とご経験、専門医の有無によって異なりますが、相場は1,200万円～1,800万円です。
【療養型病院】
消化器内科にとらわれず、総合的な内科診療を求める事が多いです。勤務内容は病棟管理の比重が高く、外来は1～3コマくらいの担当（外来数は10～20/日と比較的ゆったり）、もしくは病棟管理のみとなります。
【リハビリテーション病院、精神科病院】
同じく一般内科診療が求められ、殆どが病棟管理となります。リハビリや精神疾患に興味や理解がある先生を希望される傾向があります。年俸はいずれも1,200万円～1,500万円が相場です。
【クリニックや診療所】
管理医師としての募集、外来担当のみの医師の募集、外来と訪問診療を担当する医師の募集、訪問診療を担当する医師の募集、など各医療機関により先生に求める勤務内容が様々です。
【健診・ドック施設】
内視鏡検査が必須です。最近の募集傾向は、問診や聴診の他に、胸部・胃部・心電図の読影も行う先生を希望される募集もございます。 その他都心部においては、受診者に宣伝する為、専門医取得が必須のケースも見受けます。
上記のように医師体制の状況・規模（病床数）・医療機関の特徴によって、内視鏡スキルを求めたり、一般内科としてのプライマリーな診療を求めたり、と様々な求人があるため、それに応じて勤務条件（勤務日数・年俸等）も多種多様にあります。
求人が多すぎる事で目移りされる事もあるかと存じますが、10年後20年後を見据えて、医療機関を絞られてみてはいかがでしょうか。
短期的な視点だけではなく、長期で見て、ご満足いただける転職サポートを目指しています。是非一度お問い合わせ下さい。
