麻酔科
麻酔科の求人は公私立などの経営体を問わず、また規模の大小を問わず、全国的に募集のある科目ではあります。ただ、医局人事の中でご経験を積まれている間は別として、退局し、ご自身の道を歩まれる…という段階を迎える頃には、ご家庭のこと、ご自身の体力のこと、その他様々なQOLに係る要素が少なからず含まれてくることが考えられます。
ご希望される場合は別として、大規模手術・難症例や緊急手術を行う病院であれば長時間拘束やオンコールもあったりと、比較的男女比率で女性が占める割合の高い麻酔科の場合、ご家庭との両立を考えるとどうしてもそういった病院を避けることになると感じます。
その為、上述のような病院では継続した募集がなされる一方、比較的緩やかな案件については充足しやすい傾向にあり、一時期、麻酔科医の人材不足が世間的にもスポットを浴びた影響ゆえか、夜間時など時間外のオンコールを免除するなど、常勤医の負担減・労働環境改善を図る病院も増えたことで、定着率の増加に繋がっていると見ています。
先生方の進路を見ますと、麻酔医として継続される道もありますが、救急医療やペインクリニックとの兼務、緩和ケア…特に緩和ケアについては在宅医療も含めて、先生方の選択肢は広いようです。求人側もまた、そう言った手術麻酔以外の領域でもご活躍頂ける先生を歓迎される医療機関は多くあり、求人科目に「麻酔科」という表記無くとも門戸は広く御座います。
求人サイトに掲載されている情報では、どうしても多面的な内容をお伝えする事はできません。ご興味ある案件がございましたら、まずは一度お問い合わせください。
