検診の医師バイト
勤務形態から見たマーケット動向

一般的に使われる健診に含まれることが多いですが、「特定の」疾患を発見するために行う検査・診断です。相場は時給10000円~13000円ですが、稀に20000円近い求人も発生します(検査内容の特殊性によります)。ご経験やご専門を生かしながら、ご都合のいい時間帯に就業できる求人と言えます。
「検診」という表記は、女性健診に含まれる
1.乳がん検診(乳房視触診、マンモ読影等)、
2.婦人科検診(内診、子宮頚部・体部細胞診、稀にコルポ診等)等
に使われることが多いです。どちらも特定部位の検査であること、それも女性特有の部位の検査であるため、女性医師を指定してされるケースが圧倒的に多いのも特徴の一つです。とはいえ、特に女性医師を限定しない案件や、直前までなかなか医師が決まらない場合など、男性の先生もご勤務されていますので、まずはお問い合わせください。
1.の乳がん検診については、巡回健診の場合、乳腺外科専門の先生は勿論、ご経験があれば他科が専門の先生でも勤務可能という場合もあります。(地域差もあります。)ただ、施設健診における乳がん検診の場合、マンモグラフィー読影認定医資格の所持・種類や、マンモトームのご経験を問われる求人もございます。
2.の婦人科検診については、巡回健診の場合、産婦人科(婦人科)を専門とする先生であれば、専門医資格を求められる事は非常に少ないです。施設健診になった場合、乳房触診・経膣エコー・体部細胞診・コルポ診等のスキルを求められる事もありますが、難しい場合であれば、切り離しも可能です。
曜日応相談や勤務時間の調整可能という求人も多く、女性の産婦人科・婦人科の先生であれば是非検討したい、という医療機関も増えてきておりますので、お気軽にお問い合わせいただけましたらと存じます。
検診の入職事例
検診 35歳 男性
ひと口に「検診」と言っても、「がん検診」、「PET検診」、「マンモグラフィー検診」、「子宮がん検診」、「婦人科検診」などの様々な検診案件が出ております。
今回、定期非常勤での勤務を希望している先生から問い合わせがあったのは、婦人科検診のアルバイトでした。
マンモグラフィー検診や婦人科検診、子宮がん検診などの場合、女性特有の部位の検査であることから、出来れば女性の先生にご勤務頂きたいと希望される病院が多くあります。
今回問い合わせを頂いた先生は男性でしたので、男性の医師でも可能な医療機関を探すことが第一の条件となりました。ただ、幸いなことに平日の勤務を希望されていたので、その点ではまだ探しやすかったと思います。もし平日以外を希望されていたとすれば案件自体が少ないので、女性の先生が問い合わせをされていたとしても、お探しするのは容易では無かったことと思います。
先ず、今現在募集しているであろう医療機関に、募集状況がどうなっているかを確認することから始めていきます。その際に男性の先生でも可能かどうかを同時に確認するわけですが、すでに他の先生で決定していたり、案の定女性の先生のみ募集をしているという所ばかりでした。そうなると、これまでに検診での募集を行っていたが、現在において募集がない医療機関で空きが無いかを確認していくことになります。
いくつかの医療機関で募集状況を確認していきますが、1件だけ先生の希望と合致した医療機関が見付かった為、早速、先生に提案しました。アクセスの便利な医療機関でもあった為、先生にはすぐに案件自体がなくなる可能性があることを伝えた上で、提案させて頂きました。条件は悪くなく、あまり迷っているわけにはいかないとお考えになったのでしょうか。すぐにお返事を頂き、医療機関との面接をセッティングさせて頂きました。また、数回トライアル勤務をなさり、医療機関側が希望する検診内容の、乳房触診・経膣エコー・体部細胞診・コルポ診などに関して、先生は全て問題無く行っていただけるとのことでしたので、医療機関側も先生に安心して任せられるとおっしゃって頂き、無事にご勤務まで話が進みました。