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2008年07月01日
緑内障という原因不明の疾患がある。
中途失明の原因疾患の中で、最も多い症例で、40歳以上の方の20人に1人が発症する病気である。
自覚症状が無いので、人間ドック等における眼底検査が早期発見の近道で、早期発見ができれば点眼薬で、視野欠損を防止できる。
しかし、患者団体の調査で、人間ドックの20%は、眼底写真の診断を行なう医師が、眼科医ではない為に、異常を見落とされる確率が高い事が判明した。
例えば、眼科医が両目の眼底写真を診断すると、緑内障の疑いがある患者を検出する確率は、約4%になるのだが、眼科以外の科目の医師が、片方のみの眼底写真を診断すると、その確率は1%にも満たない。
同じ眼科医でも専門医でなければ、視神経異常を判定する確率は30%以下に落ちる、反対に専門医であれば、初期の視神経異常を眼底写真で判定できる確率は99%だそうだ。
片方の目が見えにくい状態になったとしても、もう片方の目で視野を補う為、実際に見えにくいと感じた場合はかなり病状が進行している。
自覚症状が無く、自覚した段階ではかなり症状が進行している状態になる為、なおさら早期発見が重要で、自発的な検診が求められている。
しかし、自身が早期発見の為に訪れた人間ドックで、緑内障に関わらず、何かしらの見落としがあったとしても、発症するのは先の事なので、見落としの事実があったかは、分からないのだろう。