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2008年09月11日
日本メーカー初、オリンパスメディカルシステムズ(内視鏡総合メーカー)が、小腸用のオリンパスカプセル内視鏡システムの製造販売承認を取得し、カプセルで通常内視鏡に匹敵する高画質を実現した。
小腸用カプセル内視鏡の検査とは、小型カメラや照明を内蔵した錠剤大のカプセルを口から飲み込むことで、小腸全体の撮影を行う検査である。また患者にとって負担の軽い検査であり、カプセルを飲み込んでから1〜2時間後には病院を出て、通常の生活に戻れるというメリットがある。
カプセルの大きさは外径11mm、長さ26mmであり、内容は高解像度CCD自動調光機能を搭載し、通常内視鏡に匹敵する高画質を実現した。
体内に入った高性能カプセルは、消化管の運動によって内部を移動しながら、1秒間に2枚、約8時間かけて合計約6万枚撮影。撮影画像は、カプセル本体から無線で患者が身に着けたアンテナに送信され、順次受信装置に蓄えられる。患撮影終了後に、医師が受信装置から画像データをワークステーションにダウンロードして診断といった流れになる。
また、患者がカプセルを飲み込んだ直後から、カプセルがどの臓器に存在しているかを画像で確認できる世界初※のリアルタイム観察も実現している。
このオリンパスカプセル内視鏡システムは、小腸領域において診断を目的とするカプセル内視鏡、さらに診断・治療を目的としたシングルバルーン小腸内視鏡システムや、内視鏡用処置具の技術を更に発展させて、小腸疾患の診断・治療に今後も多大なる活躍を持たすとは必至である。また小腸だけでなく食道・胃・大腸など他の消化器臓器の診断、そして治療を目的としたカプセル内視鏡の実現を目指し、検査後の患者さんQOLの向上に期待がされいる。