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医療ニュースフラッシュ

2008年10月23日

東京での事件について

出産間近の30代の妊婦が、脳内出血の症状で救急搬送されたが、7つの医療機関に受け入れを拒否されてしまい、出産後に死亡するという事件が今月の上旬に起こった。

妊婦は医療機関に受け入れを拒否され、約一時間が経過した後、最終的に受け容れられたのは東京都墨田区にある都立墨東病院だった。
しかし、そこで出産をした三日後には息をひきとっていた事が22日にわかった。

当初、墨東病院も最初に妊婦の受け入れを打診された時には、当直医が受け入れを断っていたという経緯がある。
しかし、当直医は受け入れを断る一方で、リスクある妊婦の出産に対応できうる医療機関を、リアルタイムに受け入れ態勢を把握できる端末を基に他の医療機関を紹介したのではあるが、どこの医療機関についても受け入れができない状態だった。

その背景には、元々、8人いた常勤の産科医が2人退職した為、本来2人当直でしている土曜の当直体制が1人当直になっていた、という事があり、その為に用意されていた情報端末も役には立たなかった。

このような事故がおきる度に医師不足の実態についてメディアで取り上げられ、事件が起こった都道府県において会見が行なわれ、その度に医師に対するバックアップ体制についての話がでてくる。
結局、最終的な着地点は、行政側の問題がクローズアップされるのだが、行政側が行う対策に対し、医師が疲弊していく速度が縮まっていかないのが現実ではないだろうか。


 

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