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医療ニュースフラッシュ

2008年04月03日

名前を変えました

後期高齢者医療制度は、そのスタートから1日を満了することもなくその名称が消えることになった。従来からの制度に対する世論の批判に加え、名称に対する批判が相次いでいることに対する福田首相の対応策なのである。「名称を含めて工夫し、意義ある制度であることを国と自治体が連携してPRしてほしい」と指示していたようだ。


そして早速ながら新名称が生み出された。その名は「長寿医療制度」。

制度の中身は何も変わらない。しかも、「長寿医療制度」はあくまで通称であって、公文書では今後も「後期高齢者医療制度」の名称を使用するそうだ。

これが政治なのだろうか。



この記事を書いた本日、経営不振のために廃院が決まったとある医療機関を偶然目にする機会があった。
主人を入院患者に持つお年寄りの女性が、「ずっとここにいることは無理なのか。どこにも行くところがない」としきりに受付事務に涙混じりで訴えていたが、受付も「私たちも昨日知ったばかりで、どうしようもないんです。1日も早くご紹介先をご案内できるよう頑張ります」と繰り返し言うほかなかったようだ。


名称変更で一息ついている政府の知らないところで、医療費削減策によって医療機関がまた一つなくなり、残された患者さんたちに「医療費負担増」という重圧が追い打ちをかける。



この国はどこへ行くのだろう。


 

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