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医師転職サイトドクターズアヴェニューHOME > 医療ニュースフラッシュ > 市立泉佐野病院(大阪)、時間外診療休止。
2008年05月02日
泉佐野病院では大阪市立大が消化器内科の医師7人を3月に引き上げをし、更に6月末に2人が退職し計9人となる事から、勤務医の減少が留まらず医師不足が深刻化している。そのため軽症の救急患者が増え続ける中医師の負担が重い時間外診療は不可能と判断した。6月1日から内科系疾患の時間外診療(夜間・休日)を当面休止する方針を固め、その旨を市議会に通達。また大阪府が一定の基準で認定する「救急告示病院」の看板も返上した。
同病院では内科・外科の一人の当直体制をとっている。外科医数の減少はほぼ横ばいだが、6月以降からは外科医のみの当直が増え、専門外の患者を診察せざるを得ない状況が予想される。そのため同病院では安全で責任のある医療の提供が難しくなった説明した。
今年の1月28日〜2月3日の時間外外来調査では193名の患者が独歩で来院している。うち173名は緊急性のない軽傷者である。そのため当直医師に負担がかかり激務を避ける医師が増えると同時に、収益に関しては悪化する傾向にあった。また今回の調査で現在の時間外外来の問題である、体の異常が生じた場合はとりあえず病院に頼るという、コンビニ受診が浮き彫りになったといえるだろう。
また大阪府泉佐野市から南のエリアでは泉佐野病院が救急を休止するため、内科の救急病院が府立泉州救命救急センターのみの稼働となる。泉佐野市の消防本部の07年の救急搬送の調査によると、同病院には全体の半数である2500名が搬送されており、うち370人においては入院の受け入れをしている。このことから泉佐野市からの南エリアの救急における問題は加速すると考えられ、早期における対応が必要である。