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転職コンサルタント勝手にお語り集

第10回 医者不足

医者不足の定義が 絶対数の不足か、地域への偏在か、特定の科目での不足か 議論が分かれて久しい。

人口10万人あたりの医師数、その諸外国との比較、小児科・産婦人科の医師数の変遷などデータを頻繁に目にするが、やはり医師の総数が足りないのではないかと最近思ってしまう。

いずれにせよ、昨今新聞紙上をにぎわす医師不足対策ニュースは、何も対策がなされなかった今までに比べ 一歩も二歩も前進した感があると思っていたが最近少し考え方が変わってきた。

  • 医学部定員枠の増加
  • 自治医大形式の卒後10年僻地勤務
  • 地域の拠点病院からの期間限定派遣
  • 開業の抑制(初診再診料の下げ、開業要件に僻地勤務を設定するなど)

冷静に考えると「枠を増やせば小児科や産婦人科を志す学生の方が増えるのか、診療報酬を手厚くしたからと言って、その科目の医師数は増えるのか」、「10年という期間が妥当なのか、経験をつけなければいけない若いドクターが、その過酷なしくみや勤務に耐えうるものなのか」「拠点病院からの派遣というが拠点病院そのものが派遣できるような医師を豊富に抱えているのか」

「本当に医師不足が解決できるのか?」と益々 頭がこんがらかってくる。

4番目の開業の抑制というのは、建前上医療費抑制につなげることとなっているが、実際はこの「医師不足」対策に他ならない。

そして本日 医療法上の標榜科目として 総合診療科を設置する事について、大体的に新聞の1面に掲載された。
今でも総合診療科を標榜している病院はいくらでもあるし、プライマリケアを実践して地域に貢献しているクリニックも多数あるにも関わらずである。
そして、ほとんどの開業医は病院と違い1人医師で診療しているし、24時間体制をひいて
訪問診療に取り組んでいる現状があるのに、まだ夜間診療を強いるのである。


 

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