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事務長インタビュー 第3回 おかたに病院

2012年09月14日

~初めに~

第3回の事務長インタビューは、奈良県奈良市で独自のポジションを築いておられる「特定医療法人岡谷会 おかたに病院」で、田中篤司事務長にいろいろとお伺いました。

■先ずは病院についてお聞かせください

1946年、岡谷会創設者の岡谷実医師が「患者さんの立場に立って親切で良い医療」を原点に岡谷医院を開院したことを出発点として、1958年には岡谷病院が誕生しました。2002年に現在地に新築移転、その際に病院名もひらがなの「おかたに病院」に変更しています。昨年(2011年)には西棟を増築、30床の血液透析センター、リハビリテーションセンターを拡大増設し、現在は一般病床100床、回復期リハビリテーション病棟50床の150床の病院となりました。

■病院の位置づけ、これからのビジョンなど教えてください■

岡谷医院の開院当初より「往診の岡谷」と呼ばれ、地域で信頼されてきました。組織が大きくなった現在も、開院当初の理念に基づき、急性期から維持期・回復期・在宅療養までの「医療・福祉・介護」を担うことが岡谷会の使命だと考えています。今後のビジョンは、ニーズの多いリハビリ、入院施設のある血液透析センター、そして健診センターを新しい柱にしていこうと考えています。増築された西棟も、そのビジョンに沿った設計になっています。

■病院の周りの環境などはいかがでしょうか■

病院は、JR奈良駅からまほろば線でひと駅の京終(きょうばて)駅から徒歩数分の所に位置し、幹線道路から奥まった静かな住宅街にあります。周辺は、昔からの物流の拠点であった旧天理街道沿いということもありいくつかの会社の本社や工場があります。また、2001年まで運輸支局が近くにあり、自動車ディーラーや整備工場なども多く、そのような企業の健診依頼も多くあります。

■患者さんの層などはいかがですか

奈良市東部は、近年高齢化率が上昇しており、診療圏にも高齢の方が多いです。古い街ですから、昔から住んでおられる方も多く通院歴の長い患者さんも多いですね。「何かあったら診てよ」と常日頃から言われています。何かあったときに頼られる存在であり続けるのが、おかたに病院の存在意義だと思います。

■この辺で田中事務長のご経歴など

岡谷会に入職して22年です。愛知県の大学に在学中、病院で宿直や看護助手のアルバイトをしたのが、病院で働くことに興味を持ったきっかけです。大学の学生課に求人があり、奈良に帰りたかったこともあって、こちらへ入職となりました。外部に何年間か出向したりもしましたが、現在は戻ってきて、やりがいを持って楽しく仕事をしています。

■医師の採用にあたってのご苦労などをお聞かせください

奈良という地域の特性や、先生方の専門とのバランスなど、他の職種と違い、こちらが選んでいただくという側面も強いですので色々難しい面はあります。今の医療は専門性が重視されていますが、当院が担っている医療内容は、主に総合内科といわれる分野になり、幅広い診療能力が求められます。それに対して奈良県に限らず、総合内科医や総合診療を診られる先生が少ないように思います。また、奈良在住の先生が大阪や京都に勤務に出られている事も多いのは仕方がないことですが、その中でも奈良県内での勤務を選ばれる先生は、奈良への愛着が深い先生だと思っていますので、そんな先生方へ粘り強く当院をアピールしていくのが私の仕事です。

■非常勤の先生など、比較的若い先生がたくさん居られる印象なのですが、事務長が探してこられるのでしょうか?

医師の採用については、私と担当者で対応しています。採用に至るまでの経過は、業者紹介や、当院にお勤めの先生からの紹介、過去に勤務いただいたことのある先生のつながりなど、先生によって様々ですが、当院のホームページを見ての応募が最も多いですね。最近では子育て世代の女性の先生の採用が多いのも特徴の一つです。

■理事長先生はどんな方ですか

現場に出てよく診察をする、勉強もよくする、少し時間ができればよく散歩に出る、奈良の歴史には大変詳しく、奈良まほろばソムリエ検定に合格しています。リーダーとしては、前に出て引っ張るタイプではなく、後ろからみんなを押していく、そんな理事長です。

■医局の雰囲気などはどうですか

皆さん仲がよいですよ。ちいさな所帯ならではのまとまりがあります。普段から、医局内でも科を超えて気軽に患者さんについてのコンサルトがされています。

■Drとコメディカルさん達との関係は如何ですか。

かなり良い方だと思います。コミュニケーションが取りやすく、コメディカルからも意見が出やすい雰囲気になっています。Drを含めたスタッフ全員が同じ目線で患者さんに向き合っています。

■今後の医師の採用についてお聞かせください

優先順位が高いのは、病院については、先にもお話ししました幅広く診察できる内科、そして整形外科の先生です。患者さんのニーズに対して不足気味です。もう一つは、関連の各診療所をお任せできる内科の先生です。次いで、リハビリ専門医、神経内科、血液透析の先生でしょう。

■最後にご覧になっている先生に一言お願いします。

当院は患者さんの初期診療から在宅、介護まで法人内で一貫して行える体制をつくっています。県内基幹病院との関係は良好で、希望される方には患者さんの利便性を第一に考えて、各病院への紹介をしています。県内医療機関と脳卒中連携パスを作り、急性期治療を担う医療機関と連携し、当院では回復期リハビリテーションや亜急性期、慢性期の急性増悪期を担っています。これからは若手の先生に飛び込んできていただき、基幹病院ではなかなかできない、幅広い疾患を通して様々な経験を積んでいただきたいと思います。奈良市周辺は公的病院、民間病院を問わず病院間の連携がよくとれている地域なので、希望があれば外へ出て勉強してもらう機会も作れます。当院でご勤務頂くことは、将来的にプラスになると確信しています。是非見学に来てください。

~本日はお忙しい中、ありがとうございました~

おかたに病院の募集はこちらより

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