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アルバイトというフィルターを通しての転職


第一回~第三回までは転職までに向けて具体的な内容で、転職をサポートできればと思い、話を進めて参りました。具体的な内容としては退職の意思表明・情報収集・コンサルタントについてです。今回の第四回では定期非常勤・スポットアルバイトをし、間接的に転職についてアプローチするという事を中心に、お話を進めたいと思います。

まずは職場環境という視点から取り上げます。
職場環境には、医療従事者と医療従事者の会話の雰囲気、病院(外来や病棟)と患者さんとの距離感、病棟の内装や外装から放たれる独特の質感といった、その場で働いた事で感じられるリアルがあると存じます。午前の外来での患者さんの流れや、医療従事者のお仕事の流れ。病院内で仕事が全体に流れる事によって変化する患者さんや従事者が発する息つかいと感情の浮き沈み。また夕方・夜間といった照明が必要になった病棟雰囲気など、上記の外的要因もお仕事に少なからず影響があり、日々の仕事のモチベーションにリンクする部分があるかと存じます。
また実際に勤務し、カルテを確認することによって、病院に入院する患者さんの容態変化が連続的かつ詳細に把握することができます。その他にも患者層や入院日数、その病院に入院している患者さんの傾向等が資料を通し数字として、明確に読み取れます。

人間関係については、仕事の成果と密接な関係にあります。ドクターとドクター、ドクターと看護師といった医療従事者における連携は、病院によって様々なプロセスを経て、人間関係が構築されております。またその連携は業務(医療)を行う事で始めて病院の特徴が発揮されます。それぞれが持つ病院の連携を、アルバイトという勤務形態を活かし、実感をするといった事も、一つの手段かと存じます。

また、第三回でお話したコンサルタントの選び方にも、アルバイトの内容は関連しております。転職を急がれていない場合は、定期非常勤やスポットアルバイトでコンサルタントと少しずつ信頼関係を築き、その中でコンサルタントを見極める方法もあります。第二回でお話した情報収集という面でコンサルタントを視るという点では、定期非常勤が最適かと存じます。また病院の質を見るという点でも非常に良い機会かと私は考えます。当直で例を上げてみますと、入り明け時間の希望、仕事内容は2次救急対応(外来数・救急車の台数)や病棟管理(平均急変回数・急変時対応)のみ、勤務地域の希望といった内容で病院をピックアップする事は、コンサルタントは抜かりなくご案内致します。しかし当直室の設備(シャワー・TV・インターネットLAN・ベットメイキング)や食事(夜ご飯・朝ご飯)のご案内は疎かになりがちです。また病院側も当直室環境の充実には、目配りができていない状況にあります。食事に関しましては、病院の先生への心遣いが読み取れる事があります。冷えたお弁当ではなく温かいお弁当が手渡される、簡単にレンジで温められたと想像ができますが、病院側の心遣いを汲み取れます。また、たくさん当直の経験をされたドクターであればお弁当の質というものを実感されているかと存じます。非常に些細な事ですが、当直明けに常勤先で勤務があるドクターにとっては、当直室での待機中の環境は、非常に重要な点であります。また病院側の先生に対してのスタッフの気配りも必要不可欠です。

転職にあたって、転職先での病院でしたい仕事内容と勤務諸条件は、全てのドクターがお持ちであり、明確にコンサルタントへ伝えるかと存じます。しかし、職場環境の希望をコンサルタントに伝える事は非常に困難になっております。また良きコンサルタントとの出会いはタイミングが必要となります。定期非常勤・スポットアルバイトを交え、少しずつ職場環境の理想(連携・設備・心遣い)を実像化していく事も、転職に向けて一つのアクセスではないかと、私は考えます。2年後・3年後という長いスパンで転職を考えておられるドクターがいらっしゃれば、まずはアルバイトを通してコンサルタントと接触してみてはどうでしょうか。

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